塗料攪拌のためにボルテックスミキサーを買ってみた話

お久しぶりです。

 

月一ブログになってますが、ちゃんと更新します。はい。

 

今回はノリと勢いで買ったボルテックスミキサーがあまりにも使い勝手がよかったので、ブログをすぐさま書いてみました。

 

そもそも塗料は顔料とクリアー(モノによっては染料を使ってるものもありますね)と溶剤でできていて、それぞれ比重が異なるので特に顔料成分が沈殿してしまうんですよね。

メタリックなんて重いもんだから余計にですし。

それを攪拌棒を使ってよくかき混ぜて使わないと、塗装したときにちゃんと乗ってくれないんです。

 

 

 ですが、棒についた塗料をふき取るのが手間だったり、手が汚れるのであまりこの作業が好きじゃないんです。ぐりぐりぐりぐりと底からかき混ぜてもホワイトが残ったり…

で、機械に頼ることにしました。

こいつです

 

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INTLLABO ボルテックスミキサーーーー

 

さすがアマゾン、昨日注文して今日届きました。驚異のスピード。

早速クレオスのティターンズカラーで試してみたんですが、

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左が攪拌前 右が攪拌後。しっかり混ざってます。

念のため攪拌棒で底をすくってみたのですが、沈殿は残っていませんでした。

大体10~15秒くらいですかね。

問題は振動。びりびりするwww

この後、メタリックやガイアノーツの大瓶等も試してみたのですが、しっかり攪拌されました。

ただ、メタリックは粒子が重いせいか、長めにミキシングする必要がありましたね。ここら辺はまた使っていって確かめてみようと思います。

 

 

さて、BASEでの商品展開もちょっとずつ広げているんですが、いかんせんアイデアが出てこなかったり。

これはハンドパーツ出すしかないかな。

需要はありそうですし。

もしこのブログを見て、こんなの欲しい!とか、ハンドパーツ作れよ!とかあったらこちらまでご連絡を~~

kasunepla.base.shop

ではでは。

塗装環境について ~ツールズアイランドと自作ブースの勧め~

かなり間が空いてしまいました。

生きてます。

今回は塗装環境についてのお話を少ししようかと思います。

 

基本的に塗装はエアブラシでラッカー塗装をしています。

一時期アクリジョンだったのですが、管理が面倒だったのとシビアな希釈のこともあり、塗装ブースの自作とともにラッカーへと移行しました。

これ、1万円なんですが、タンク付きで圧も高く簡易的ながらダブルアクションのハンドピースもついてくるのでとてもお勧めです。

難点は駆動音がガタガタとすること(これはどのコンプレッサーも同じと思います)と、スペースを食う点ですね。縦横高さ=300×150×250ほど必要なので、スペースが限られる方にはお勧めできないです。

また、メーターがついているのですがmpa表記じゃなくてkgf表記なので圧がわかりにくいことですね。1/10で計算するとちょうどmpaとおなじになるので、ラッカー塗装であれば1.5~2.5の間に設定しておけばまず大丈夫かと思います。

 

塗装ブースはバンカーズボックスのファイルキューブに穴をあけて、内側をプラダンで養生し、整流板を取り付けたものです。構造上はネロブースなどと同じようにしています。

ファンは某ブースでも取り付けているものと同じものを写真のように取り付けることで陰圧室を作っています。

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汚くてすみません( ^ω^)・・・

 

注意点は、ファンの径を125パイのものを使わないと吸引力が低下して吹き返しやすくなるところでしょうか。

 

塗装でブースどうしようとか、コンプレッサー高い‼とか考えている方に低予算でもなんとかなるなと思っていただけると嬉しいです。

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宣伝ですが、BASEにてちょっとしてあパーツ販売を行っています。

できるだけ手軽にディテールアップを行えるように3Ⅾプリンターにて出力したものを出品していますので、もし興味があれば覗いてみていただければと思います。

 

もうそろそろでガイアガンダムも完成。

がんばらなければ

 

では、また。

 

デルタプラス完成‼

ご無沙汰しています。

 

先月末、やっとこさデルタプラスが完成しました。

長かったですね、はい。

一応設定としては以下の通りです

 

 アナハイムエレクトロニクスではシナンジュを開発中、そのバーニアの精度と出力試験を実機にて行おうとしていた。その際に脚部スラスターの強化試験及び試作シールドの運用試験も同時に行うため、機体選定がなされた。

 そこで、可変モビルスーツとして建造中だったデルタプラスが採用され、運用試験に至った。その際、股関節周りの保護やコックピット周辺へのダメージ軽減のために追加装甲が施され、背部バインダーはAMBACとして用いられることとなった。

 結果、大出力スラスターはプロペラント1本では賄えない事、機体制御には脚部にも同等以上のバーニア等が必要なこと、シールド構造の見直しが必要等の問題点が散見され、さらなる改修がなされていった。この際にデルタプラスはあまりの推力に一部機体破損させつつ帰還したという・・・・・

 

なんてオラ設定ですね。

よくメガ式を作ろうという試みからここまで発展させて妄想が働いたと思います。

 

さて、以下は完成写真になります。

よろしければお付き合いください。

 

 

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なかなかにあまあまですね。

解像度といい、仕上がりといい。以下反省点いくつか。

 

・延長などしたところがつなぎ目が目立つ

・塗料の厚みの違いなどでエッジの違い等が出てしまった

・スジボリが甘い

・追加パーツの精度が低く、C面がうまく出ていなかったり処理が雑だったりした

・表面処理がまだ汚い

 

ここら辺が仕上がりにかなり影響した部分だと自分では思っています。

もっといろんな人に見てもらって、ここがよかった悪かったという意見は欲しいところですね。これはまぁフォロワーや閲覧数に依存する部分でもあるので致し方ないですが。

これはオークションなどに出さずにもし可能であれば展示会等があればもっていってみてもらおうと思っているので、その時を楽しみにします。

 

ただ、今回かなり悩みつつ楽しみながら作れたこと、デカール貼りが意外と癖になったことはよかったと思ってます。

コンテスト用などではないので、楽しい部分が一番ですね。

 

次は百式です。もう表面処理まで終わっている、というかそこを重点的に課題としてストレートに作ったので、次に上げるときはそのサフ途中と完成披露かと思います。

後はまあ3Dプリンターでごにょごにょしてるので、、、

ハンドパーツ作の楽しすぎるんですよね。最近は印刷の死も経験してないですし。

 

その前にデカール系の記事書かないと。

 

それでは、また。

デルタプラス作成中②

お久しぶりです。

 

月一更新でもはやブログと呼べるものなのかと思いますが、最近までの進捗を上げていこうと思います。

前回残っていた部分として、以下が残っていました。

・バインダーアームの作成

・シールドの修正⇒自作

・スカート裏やボディ上面のデコレート

武装作成

そして今回はスケジュールを立てて進めていたので、塗装まで一気にすんでいます。

もうちょい進捗上げろって話ですね。はい( ^ω^)・・・ 続きを読む

デルタプラス作成中

お久しぶりです

更新頻度がなかなかに遅くてすみません。

今回は画像多めの投稿となっています。

 

Twitterのほうでは進捗を上げているのですが、デルタプラスを作成しています。

元々はメガ式を作りたかったのですが、手に入らず…

だったら自分で作ればいいじゃん、となったので手元にあったデルタプラスベースで作成を始めました。

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3Dプリントでベースを作成して大きさやディテールを合わせてました。

しかし、途中でシナンジュのブースター試験機ってのも面白いのかな?と思い始め、方向性が変わってきました。

そこで、

①デザインはややメガ式に寄せる

②ブースター試験機なので変形はオミット

というコンセプトで作成をしていくことにしました。

ただ、大まかなので詳細は作りながら変更していくことになりました。

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ついでにフェニーチェリナーシタのパーツでシールドを装飾

股間も四角いのが気に入らなかったのでカットして修正

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背面のブースター基部はプラ板箱組と5mmプラ棒の組み合わせで作成

実は肩パーツをカットして短くしています

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プラ板箱組みとヘイズルの胸パーツから二つのブースターを作成。

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こんな感じでボールジョイントを3㎜プラ棒で囲んで固定しています

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ソールには方のバインダーを貼りつけてヒールはプラ板積層から

 この後ソール部分にプラ板を貼り付けてやや厚みを持たせています。デルタ系のぺったんこなソールが好きじゃないんですよね。

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全体像が見えてきました

ちょっと寸詰まり感があったので胴体を1.2㎜延長してあります

上の画像、胸のパーツが一部ポリパテに代わってますが、制作中に無くしてしまいました。泣く泣くスクラッチすることに。これも練習ですね。

とおもっていたのですが!数日後に出てきました。こういうのが一番悲しい…

 

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バックパックを作成

アームバインダーを接続したいのでダイソーの編み棒(7㎜)にポリキャップを仕込みます

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本体との接続はプラ棒で。ブースター接続はネオジムにしたんですが、後でやめました…

ディテアップと見せかけてやすり傷隠し

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フロントスカートはプラ板で大型化

 この時初めて裏にトラスを入れたのですが反省中です。デザインがダサい。

 ちなみに方法としては

①0.2㎜プラ板を同じ大きさに切り出し、スカートに瞬着点付け

②ニッパーで大まかに切り、やすりで整形(瞬着はウェーブの低粘速硬を使ってます)

③カッターで割ってやすりで整面

④デバイダーで周囲をケガきアウトライン出し、カッターで平行線を引いてトラス風に

⑤カッターで切り出し

 でうまくいくはずなのですが、一部白化してしまったので④までやり直し…

そして⑤’ピンバイスで穴をあけて力を逃がしてからカッターで切り出し

としたところうまくいきました。

 

 表面も寂しかったので、②まで同じ工程とし、

a,デバイダーで周囲をケガキ、ニッパーで切り出し

b,現物合わせでやや短く

c,下のラインと股間よりのライン平行線をデバイダーで2本引き、その交点にピンバイスで穴開け

d,穴同士をカッターで結んで広げ、やすりで整面 

 実際、ゆがんでいたんですが、そこは自分の実力なので次に活かすということで。             

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ブースターはこの段階でやっと固定するように

 ブースターは箱組みに外装を組み付ける形にしていたのですが、途中まで瞬着固定でした。やっとこさ固定するようにしたのですが、その方法は

①位置を決めたら瞬着固定

②上からピンバイスで穴開け

③外装を外してプラ棒を刺し接着

もちろん基部はやすり掛けしてきれいにしています。

他にも、バインダーの小羽尾ミットやシリンダーの作成等もしています。

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現在の状況です

だいぶ形にはなってきたのではないでしょうか。

このあと残っている作業として

・バインダーアームの作成

・シールドの修正

・スカート裏やボディ上面のデコレート

・アンクルアーマーの接続

武装作成

を考えています。

特にバインダーアームは可動と保持力を考えるとなかなか進まず作ってはポイの繰り返しで悶々としています…。

Twitterではほぼ毎日進捗を上げているので、見ていただけると嬉しいです。

ただ、2月中の完成は無理なので、3月半ばが目標でしょうか。なかなか手が遅いです。

 

3Dプリンターの方は水面下でいろいろ進めています。そのうちブログやTwitterにも載せられるところまで行けるといいのですが。

 

それではまた。

 

ガンダムヴィダール完成

初めてガンプラブログらしいことを書きます。

 

Twitterでは進捗を上げていたのですが、何とか年をまたいでヴィダールが完成しました。

まぁ、鉄血途中から見なくなっちゃったので登場シーンとかわからないんですけどね。

なんとなく乗っている人は知ってる。

ただ鉄血は内容的にだんだんおなかが痛くなってくるので。涙腺も崩壊しますし。

 

今回は、HGのガンダムフレームを組んで、なおかつヴィダールのプロポーションを見て気になったところを中心に改修しました。

以下、修正点です。

 

顔:分割変更し後はめできるように。ちょっとヒサシを鋭くしてより凶悪な顔になるようにしています。

頸:ここが最初に気になった。調べると首のところにはシリンダーあるじゃないですか。練習がてら真鍮線と1ミリプラ棒でシリンダー作成。ポリむき出しなのでプラ板で囲ってディテも追加

胸:スジボリ追加。ググったらあるべきスジボリないんですもん。

肩:スジボリ追加し、縁を薄く加工。この縁は成型上プラ厚を保つ必要があるんでしょ宇けど、装甲なのに厚みが均一じゃないので修正。

上腕:外装パーツなくしました。なのでプラ板の箱組みから自作。案外何とかなるもんだ。二の腕後ろに謎の突起があって調べたら本当はシリンダーがあるみたい。現物合わせでプラからシリンダーを作って接着。塗装考えたら接着しなかった方がよかった。反省。

前腕:ここ下腕って書く人いましたね、昔のHJで。どなたか忘れましたが。パーツ分割変更して、後ハメ加工。調べたらもっと簡単な方法あったのね。合わせ目消して削った分をプラ板で補修して結構いじったけど全然見えない箇所。

胴体:接続軸を切り飛ばしてプラ板で2ミリ延長。背中に穴をあけてメッシュパイプを通してディテUP。なんか人の背骨と血管みたいに見えたらいいな。

腰:一番時間かけたかも。フンドシを斜め前に出した後隙間をプラ板で埋めるパーツを作って。上から見える部分に3Dプリントした自作パーツを接着。

  なんでスカートに拳銃なんて突っ込んでんだよ。切って削ってプラ板裏から貼って大型化。真鍮線が通る穴をあけて拳銃のグリップがさせるようにしました。トラス掘ってからやったから悲しい仕上がりに。

  後スカートは放熱フィンとしてシイタケと自作ディテ追加。隙間はエポパテでふさいでモールド掘りました。見えないけど。

  サイドスカートはスジボリ追加くらい

大腿:青いパーツと黒いパーツが面一になっていないのが癪だったのでゴリゴリ削って面一になるように合わせ目は消さずモールドとして残しました。

下腿:合わせ目消すの面倒なので、プリンター出力品を切って貼り付け。バーニアは前方にはGPartsさんのおまけについてくるカシメを貼り付け、後方出力品貼りつけて二重化しました。結構気に入っているところ

側部:スジボリ掘り直し、足の裏やかかとについている相手をたたき割る武器(使い方が野蛮)の後ハメ加工。

後はレッドポイントの埋め込みくらい

 

工作はここら辺からまとめてるかな?

 

塗装は今回アクリジョンからラッカー環境になって初めての塗装。すごく楽しんで塗装ができました。練習にもなった。

カラーレシピは以下の通り G:ガイアノーツ M:Mr.カラー

ブルー:Gアイスブルー(バーチャロンカラー) 

ブラック:Mロシアンエアクラフトブルー65%うぃのーブラック35%

レッド:Mハーマンレッド

フレーム:GメカサフHeavy

パイプ類:Gサーフェイサーエヴォガンメタ

     シタデルカラー Leadbelcher/Evil Sunz Scarlet/Balthasar Gold

細かい部分は特にシタデルの筆塗りに助けられました。

こういうところはエアブラシと分けたいですね。

 

今回は、TAKUMA-MAKER:Z-@Ta9son619 さんが作成されていた1/100ヴィダールを参考にさせていただきました。なので、デカールの位置とかレッドポイントはまんま一緒の部分もあります。怒られたらどうしようとびくびく。

 

今回経験できたこと。

・エポパテは硬化不良もあり、きちんと混ぜ合わせて使う。

・スジボリのガイドテープ、便利だけど裏が透けて見える方が使い勝手が良い。あと力加減。力入れすぎないように

・細かいプラ板工作はやはり難しい。精度と対称、同じ加工を続けるための経験値が必要と感じた。後はそれを埋めるためのツール(定型のプラを使って組み合わせる、とか)そういう引き出しを今後増やしていく必要がある。

・表面処理!!!何がなくとも基本工作のやすり掛け。これは一度シンプルに組んで処理して塗装をして仕上げるところまで何かのキットでやろう

・サフ…これはまたTwitterで論争がありますね。結論自分はやる方向で考えようかと。ただ考えなしに何でも吹くんじゃなくて意味合いをね、考えて。サフチェックとか。

後吹き方考えないと。これはプロモデラーのkeitaさんのTwitter参考にします

・塗料の濃度。希釈。個人的には1:1.2~1.5くらいの希釈で、0.18~0.2Mpaくらいで吹くのがさっと色が乗っていくのとムラが少なく吹ける感じがしたのでそれていこうと思います。正直距離とか溶剤の揮発具合で変わってくるし。そこはちゃんとテストしてから吹くということで。

・部屋を綺麗に。ほこりが入った後の悲しみと言ったらもう。

・撮影のWB重要。これで色が思った通りになるかが変わってくる。今更感はんぱない

 

いろいろ経験できたし、工作も塗装も楽しめたので、次回も頑張ろう。

今やっているミキシングを完成させるか、一度基本工作能力向上のためにHG一体完成させようかな。

 

ではまた。